宮古市の宮古署港町交番に勤務していた村上洋巳巡査長(当時43歳)は震災で住民の避難誘導中、津波にのまれて死亡した。震災から3カ月たった11日、その交番に花をささげる妻明江さん(41)の姿があった。「夫は最後まで警察官でした」とあふれる涙をぬぐい、声を震わせた。

道路に水があふれ出し、救急車が立ち往生。隊員らが患者を車の外に避難させようとしていた。洋巳さんら2人の警 察官は手伝おうとしているうち、押し寄せた津波にのまれたらしい。

割れた窓には「誇りと使命を持って国家と国民に奉仕する」などと記した警察官の職務倫理の基本が掲げてあった。がれきに埋まった交番内から誰かが 見つけ、任務に殉じた警察官をたたえようとしたらしい。供えられた缶ビールには「おまわりさん ありがとうございました」とのメモ書きもあった。
洋巳さんは09年に宮古署に赴任し、警備船勤務を経て昨年4月に港町交番に配属された。まじめな人柄で、信望も厚かったという。

東日本大震災:殉職の村上さん、妻・明江さんら献花「最後まで警察官でした」2011年6月12日 毎日新聞

http://mainichi.jp/area/iwate/news/20110612ddlk03040013000c.html

(注意書:元の記事がウェブサイトからはずされたようです。また掲載されるかもしれないのでリンク先はそのままにしておきます)

東日本大震災で、警察庁は4日、救急隊員とともに傷病者の救助活動中、津波にのまれ、行方が分からなくなっていた岩手県警宮古署港町交番の村上洋巳巡査長(43)の死亡を確認したと発表した。

警察官の殉職20人に=安否不明は10人—警察庁 2011年4月4日 朝日新聞

http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201104040120.html

(注意書:元の記事がウェブサイトからはずされたようです。また掲載されるかもしれないのでリンク先はそのままにしておきます)