真弓美さんは、主将の母親として保護者をまとめ、手作りのお菓子を選手に振る舞ったり、応援グッズを作ったりと、いつもそばで応援してくれた。
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介護施設で働いていた真弓美さん… 入所者を助けるために施設に戻ったため、津波にのみ込まれたという。
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震災被害やガソリン不足を考慮し、真弓美さんの火葬の日は家族で済まそうと連絡をしていなかったにもかかわらず、100人以上の人が火葬場に訪れた。母の偉大さを改めて実感した。
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「母さんを失って、母さんは自分の周りの人との縁を作ってくれたと気づいた。人に感謝すること、人を思いやることを教えてくれた」
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「人のために死んでいった母さんのためにも必ず甲子園に行きます」

亡き母、甲子園に連れて行く　2011.4.4　産経新聞