東日本大震災追悼式

 
各地で地震発生から1年の2012年3月11日午後2時46分に黙祷が行われ、数々の追悼の言葉が寄せられました。
公務の追悼の辞をいくつかをまとめて掲載します。
 

達増拓也 岩手県知事
 

県内では4600名を超える尊い命が奪われ、千数百名を超える方々がいまだに行方不明です。

犠牲になられた方々の思いを受け継ぎ「希望郷いわて」の実現に向け復興を推進します。働く人の汗、子どもたちの笑い、お年寄りの笑顔、街のにぎわい、祭りの活気が、住む人も訪れる人も幸せにする岩手の沿岸を、必ずよみがえらせます。
 

岩手県知事の式辞要旨 中日新聞
 
 

村井嘉浩 宮城県知事
 

大津波が家族や友人、なりわいを奪い去り、県全体で1万1千人を超える死者・不明者を出しました。

魚市場にカツオやサバが水揚げされるようになり、漆黒の闇から一筋の光が見えてきました。

犠牲者の無念を心に刻み、県民と心を一つにして復興にまい進することを固く誓います。
 

宮城県知事追悼の辞要旨 中日新聞
 
 

佐藤雄平 福島県知事
 

地震、津波、原発事故、それに伴う風評被害は本県に甚大な影響を及ぼし、今なお数多くの福島県民が住み慣れたふるさとを離れての生活を余儀なくされています。

原子力に依存しない社会を目指すことを理念とした「福島県復興計画」をもとに、県民や関係団体が一丸となり、復旧復興に向けて歩み始めています。
県民の皆さん、とりわけ未来の福島を担う子どもたちが安心してのびのび暮らせる福島県を全力で築いていきます。
 


福島県知事の式辞要旨 中日新聞

 
 

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